034303:アマチュア無線のためのモチベーション

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中学校の無線部では、見知らぬ遠くの人と話せる(交信できる)ことが楽しみだった。
交信の証としてQSLカードを発行し受領する。そのカードのコレクションが増えるのも楽しみだった。

高校では、部活でのアマチュア局運用はなかったので、もっぱら自宅での運用だった。
あやしい中古の無線機を手に入れては、お金をかけずに手間をかけて、色々やった。

大学になって自動車での移動をするようになると、モービル局運用にのめりこんだ。
2mのFMから始まり、430MHzのFMや1.2GHzのFMでレピーター運用もした。
このころから、見知らぬ誰かと話す事よりも、知った人との交信を楽しむようになった。

社会人になって、車を乗り回すことを目的に運転することが減ったら、モービル運用も当然に減った。
このころから携帯電話はアナログ方式からデジタル方式になり、料金が安くなって一気に普及した。
知った人と連絡を取るのであれば、無線よりも携帯の方が確実だから、徐々に無線で話す事がなくなった。

そうして、コールサインの維持だけはしてきた数十年ののち、子育ても終わり、休日には車を乗り回すことを目的に運転する事も出てきた。
いずれ仕事が定年を迎えたら、いままで仕事をしていた時間で何をしようか?という考えが頭をよぎった。
その時に、たまたま書店でCQ HAM RADIOを立ち読みして、FT8なる物を知った。

いままでのアマチュア無線人生で、まともにHF帯を運用した事はない。
リグにアンテナに英語力など、超えないといけないハードルが複数あったから、まぁ避けてきたというところだ。

でも、IC-705でFT8運用することで、とりあえず気軽に海外局とのQSOが出来るかもしれない。
そんな気持ちになった。

そうなると、アワードなども興味がわいてくる。
いずれコンテストにも参加してみたい。

そんな感じで、夢が広がっている今日この頃である。