034894:自宅のアンテナをバージョンアップしました

投稿日:

正確にはバージョンアップと言えるのかどうか・・・(笑)

改造前は、ベランダ用衛星アンテナ機台に2mの塩ビパイプVP40を刺し、その先にパイプ用基台を取り付けて、コメットさんのUHV-9を立てていました。
3階ベランダから2m上なのでそれなりの地上高ですが、アースが不十分という気もするし、屋根のはるか上に出ているわけではないので、飛びはイマイチと感じていました。

そこで、CQオームさんオリジナルのMAVー1Wを使ってV型ダイポール化することを思いつき、MAVー1Wと合わせてUHVー9をもう1つ購入しました。

追加したUHVー9も元からあるUHVー9と同じバンド構成にし、真っ直ぐを7MHzのコイル、横3方向に18MHz、21MHz、28MHzのコイルを配置し、50/144/430MHzと合わせて7バンド体制としました。

ホイップ時には取り付けていたカウンターポイズは取り外し、アンテナだけにして再び立てて、AH-705経由で使用してみたところ・・・

  • 7MHz、18MHz、21MHz、28MHz、50MHzはチューナーを使ってSWRを1〜1.3程度にすることが出来て、感度も少し上がった気がする(気がする程度)。
  • 144MHz、430MHzについてはAH-705が使えないが、144MHzについてはSWRがほぼ無限大となり使用不可。430MHzはそれなりに落ちるが、もっとも落ちて1.5という有様。

となりました。

これは、MAVー1WのバランからM型コネクタの間の配線がエレメント長に含まれることで同調点がずれてしまうためで想定内ではありますが、もともと無調整設計の144MHzや430MHzについて調整することは困難なので、V型ダイポールとして144MHzと430MHzは使用しない感じになりそうです。

多分、430MHz位相コイルまでのエレメントをカットすれば調整できる気がしますが、太いエレメント部分で切るのが大変な上に、取り返しがつかない予感がしまくっているので、調整はしないでおこうと思います。

7MHz、18MHz、21MHz、28MHzについては、いずれエレメントのカットなどを行なって調整するかも知れませんが、アンテナの測定器もないので難しいですね。買うにしても高いし。

あと、それとなく心配していた、V型にすることで家の前にある送電線と接触しないか問題については、なんとかセーフでした。
でも、それなりに影響はありそうな距離なので、辛いところです。
いっそ、アンテナとしてアシストしてくれるなら嬉しいんですけどね。

今の所、144MHzや430MHzには殆どオンエアしていないので、上記のアンテナの問題についてはしばらく保留にしようと思います。
どうせAH−705を経由出来ないのだから、アンテナ切り替え機で切り替えて、GPでもあげましょうかねぇ。

それでは、また!73!