026732:府県気象情報

投稿日:

大雨と突風及び落雷に関する京都府気象情報 第14号
2020年07月10日05時39分
京都地方気象台発表

(見出し)
南部では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。11日夜遅くにかけて、土砂災害に十分注意してください。また、12日にかけて大雨となるおそれがあります。
(本文)
 梅雨前線が、東シナ海から対馬海峡を通って東北地方にのびています。
 前線はゆっくり北上し、10日朝までに朝鮮半島付近で前線上に低気圧が発生して、11日にかけて日本海を進む見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となるでしょう。京都府では、引き続き11日にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
 南部では、これまでの雨により地盤の緩んでいる所があります。
 雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
 また、12日にかけて大雨となるおそれがあります。

[雨の実況]
 降り始めからの降水量が200ミリを超えた所があります。
 降り始め(5日20時00分)から10日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
  京都市中京区 202.5ミリ
     長岡京 188.0ミリ
   南丹市美山 169.5ミリ
   京都市京北 152.5ミリ
     京田辺 116.5ミリ
   南丹市園部 113.5ミリ
  京丹波町須知 105.5ミリ
  京丹波町本庄 102.0ミリ

[雨の予想]
 10日6時から11日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 北部 50ミリ
 南部 80ミリ
 その後、11日6時から12日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 北部 50から100ミリ
 南部 50から100ミリ

[防災事項]
 土砂災害に十分注意してください。
 低い土地の浸水、河川の増水、竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。
 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

[補足事項]
 今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
 次の「大雨と突風及び落雷に関する京都府気象情報」は、10日16時頃に発表する予定です。

配信情報の変更・停止には、anzen@k-anshin.pref.kyoto.jp に空メールを送信し、手続きを行ってください。