000894:その26 TVに出よう!

TV出演について

今は育休のヒマさが大変なつかしい多忙な今日このごろである。

私は育休中、TV番組にハガキをよく出していた。
その中のひとつが、先日放映されたアタック25である。
今や唯一と言っていい全国ネットの視聴者参加のこのクイズ番組に、いつか出てやろうともくろんでいたのだが、1枚のハガキがそれを現実のものとした。

予選が6月にあり、面接を経て待つこと約半年。
実はすっかり忘れていたころにTV局から連絡がきた。
11月末に収録の為TV局へ。
大阪のTV局なので私は1時間で行けるが、遠方から来る人は大変だろう。
(ちなみに私の対戦相手は、東京、愛知、福岡の人だった) TV局へ着くと、説明を聞かされ、メイク、リハーサル、本番とものものしい手順で収録が進む。
特にメイクは、芸能人と同じメイク室で行われる(!)。
私は仕事しているときもいつもすっぴんなので、そのまま行ったのだが、ちょっとメイクの人にあきれた顔をされた後、こってりやられた。
鏡をのぞくとケバく見えるが、後にTVを見ると普通に見える。
たいしたものである。

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あまりのものものしさに緊張するヒマもなく、ぼーっとしたまま本番がはじまった。

ここでひとつ、今後クイズ番組に出ようとする人に御忠告。
「"早押し"をあなどるなかれ。」
家でTVを見ながら答えるのと、実際にボタンを押して答えるのとは全然感覚がちがう。
いつ押そうかと思っているうちに他の人が押してしまうので、私はますますぼーぜんとなってしまった。

結果は10枚、10万円。
めずらしい経験をした上に、賞金までもらえれば、私としては何も言うことはない。
収録後控室に戻ると、すでにテーブルの上に賞金がポンと置かれていた。
さすがTV局、太っ腹だなぁと妙なところで感心してしまったのだった。