5日目:マラガからミハス経由グラナダへ - 山中家の旅行記録

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バーチャル山中家の旅行記部門です。

5日目:マラガからミハス経由グラナダへ

アンダルシア地方を周遊しております。
連日の長距離移動、運転手さんもお疲れさまです。

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さて、バスの窓から見る景色に、とうとう地中海がやってきました。対岸はアフリカという事になります。

目的地のミハスには、けっこうすぐに着きます。っていうか、そのためにマラガに宿泊したという事です。

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さて、ミハスのバス降り場でバスを降り、歩き出してすぐにめちゃくちゃオーバーハングな岩を発見。
しかも、下にも家があって、大丈夫なの?っていう感じ。

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しばらく歩くと、日産のトラックを発見。トラックは結構見ますが、乗用車はほとんど見ません。トヨタは見たけど。

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これはTVのアンテナ。こちらも地デジ化していて、アンテナのサイズから多分UHF帯の電波を使っているみたい。

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この日はいい天気だったので、白い壁の街に真っ青な空と言う絶好のコンディション。

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ミハスに限らず、スペインでは壁に建物の名前や通りの名前を掲げているところが多い。
これも、なかなかおしゃれ。タイルで作られているものと、金属プレートのものがあったかな。

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おや?看板に日本語が。しかも、結構ちゃんとしている。

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実は、このミハスには、日本から移住した方がいらっしゃって、お店をされています。
その方のがんばりで、日本人観光客が立ち寄ることも増えてきて、結果街が潤ってきているみたい。

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あとは、竹野内豊がIXYだったかのCMをしてたのも、ミハスだそうです。

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結構な高台にあって、遠くには地中海が見えています。

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違うところの写真をとっていたら、なんだか母と娘が楽しそうに写真を撮っています。
よく中国人がやるような、大げさなポージングでの撮影。

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さらに進むと、観光用のロバ馬車が車庫から出てきて、出勤して行きました。

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体は小さいですが、顔は大きいので、親近感がわきます。

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これは、ゴミ箱。
スペインでは、ゴミの日という概念はなくて、出したい日に各自この表通りのゴミ箱にゴミを入れます。
収集は、定期的にか不定期にか行われるようです。
なかなか面白い方式ですね。

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さらに歩くと道ばたになにやら発見。

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これは京都の町内にあるようなお地蔵さんと同じで、道ばたにあるキリストさんの像がはいっている小さな小屋というかほこらという感じのものでした。

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さらに進むと、スペインで一番小さな闘牛場に到着。
チケット売り場の窓口が2つあるのは、「日なた」と「日かげ」で値段が違うからです。
実は、アンダルシア地方は夏場めちゃくちゃ暑くなるらしく、48℃とか50℃とかになるそうですから、日なたは死ぬよね?

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展望台まで来て、望遠鏡があったから1ユーロ入れてみたけど動かなくて(つまり飲まれた)、戻りかけに猫を発見。

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帰りはお土産を見ながら。
最初のオーバーハングの岩付近で、なにやらいい匂い。

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アーモンドを飴でからめたようなもの。
アーモンド等の豆類をほとんど食べない娘も、これは美味しいわと言いながらパクパク食べてました。

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日程表では昼食後グラナダに移動となっていましたが、グラナダに移動してから昼食となりました。

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テーブルの様子を撮ろうとしたら、仲良く邪魔をしてくる母と娘。

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邪魔ができてご満悦な娘。普段もこんな風に笑顔で写真におさまってくれればいいのにねぇ。

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まずは、にんにくのスープ。めちゃうま。

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頼んだジュースは、黄桃が2本とパインが1本。黄桃のジュース(ネクター風)なかなかうまい。

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これは、メルルーサのムニエルというかソティというか。塩バター味で、美味。

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見た目は悪いけど、シナモン風味のフレンチトーストみたいな味のデザート。

で、昼食が終わったらアルハンブラ宮殿なんですが、予約の時間に早いので、しばし自由行動となりました。
近所にデパートがあったので、行ってみる事に。

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物価の安い国って訳じゃないので、服などはスルーして面白そうなものを探しに。娘が銃など見つけ、手に取る。手に取っていいのか?

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今後、銃を持っているイラストや剣を持っているイラストを書くかもしれないから、資料写真として撮っておけとうるさい娘。ま、確かに日本でこういう物を気軽に持ってみられて写真が撮れるところは少ないかもね。

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こういうのは西洋ならではかな。

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こういうのは日本にもあるかも。っていうか日本刀なのかな?

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パパはそそくさと、横のパソコン売り場をチェック開始。これは噂のMS製タブレットでは?

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おなじみキヤノンのプリンタ。HPばっかりかと思ったけど、そうでもない。エプソンもあった。見た事ないメーカーのはなかったなぁ。

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さらに、ゲームソフトをチェックしていると、イナズマイレブンを発見。

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モンスターハンター3G相当のものもある。

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エピックミッキーというゲームに娘が食いついたものの、

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スペイン語オンリなため、ストーリーなどは想像すら出来ない(笑)

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ゲームの横には音楽CDやらDVDなんかが並んでいて、スペインの音楽についてはすごいラインアップだったけど、どうも英語の音楽については手を抜いているというか、

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時代がすこしズレているというか、

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ある意味、自分とはしっくりくる感じの時代なんだけど、

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日本ではなかなか手に入らないものがあるかも知れませんね。

さて、学校ではバドミントンを頑張っている娘は、スポーツコーナーのチェックを欠かさない訳で。これは日本では売っていない用具があったら欲しいとか思ってるんだけど、スペインではバドミントンはほとんど行われていないと分かりました。

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でも、この不思議なラケットを使う競技は盛んなようで、テニスラケットと同じくらいの場所をとって展示しています。

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なんという競技なんでしょうか?

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そんなこんなで、時間になったので、バスに乗り込みアルハンブラ宮殿に移動です。

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さて、アルハンブラ宮殿に到着です。
ガイドさんは「皆さんはJTBのツアーでいらっしゃったから、こんな良い時間に入れるんです。他のツアー会社さんだと予約が取れなくて夜になったりします」と言っていました。
さすがは天下のJTBといった所でしょう。

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入り口に注意書きの看板が。またもや、右下の方でふざけている奴がいますけど。

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入り口を入ってしばらくまっすぐ進むと、野外ステージが右側に見えてきます。
日本のコンクリートで出来たのとは格が違います。オケピまであります。

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イトスギを刈り込んで、迷路のような感じになっています。イトスギは「まっすぐ天まで伸びる木で、根が張らない」事から墓地に植える事も多いとか。

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きれいなお庭ゾーンを進んで行きます。

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宮殿という名前ですが、要は要塞みたいなもので、中には畑もあって自給自足できるようになっています。
今は、地元の人を雇って「観光客に見せるためにわざわざ」耕しているそうですが。

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この先、建物エリアになるので、禁止事項が増えました。
リュックサックは前にかけろ、と。後ろが壁にこすったりすると傷みますからね。

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結構せまい門をくぐって、中へ入って行きます。

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この時代のイスラム圏の建築技術と美術センスはすごいですね。

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天井からは、鍾乳石をイメージしたらしいつらら上のものが。よく長年傷まないものです。

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噴水がありますが、ポンプは使っていないそうで。そりゃそうですね。その時代ポンプはないです。
これは、高低差とサイフォン技術を使った噴水なんだそうです。

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メスキータなどでも見られる、イスラム建築の天井ですね。写真では暗いので分かりにくいですが、ものすごく細かい細工です。

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これは、証人の木というそうで。向かい側の宮殿で起こった事件を目撃していた木。
つまり、この時代には木と話せる技術もあったということですな。

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集団行動でなければ、前へ進む速度はもっと遅かったでしょう(笑)
どこを見ても、見事な装飾やら細工やら。

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噴水エリアから、宮殿エリアへ向かいます。

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カルロス5世の宮殿へ。

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外から見ると四角い建物ですが、

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中は円形のコロシアムみたいな中庭があります。

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そして、今回特別なチケットだからということで、このカルロス5世の宮殿から王宮に直接入りました。
普段は通れない「時空の階段」という通路だそうです。

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この文様がすごいですね。イスラム教では偶像崇拝しませんから、文様に刻み込まれた神を称える言葉などが大事みたいです。

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ここを見てなんとなく「タージマハル」を思い出した山中家(娘を除く)ですが、他の参加者からも「タージマハルみたい」という声が聞かれ、間違っていないと確信(笑)

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でも、反対側へ回ってみると、まったく違うイメージに。

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細かいタイルをひとつひとつ手で微調整しながらはめ込んだ模様が、一面に。気が遠くなる作業。現在なら、工業的にプリントしてしまいそう。

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ここにも鍾乳石。

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落ちてこないのがスゴイ。珊瑚みたいにも見えるけど、砂漠の民に珊瑚はイメージ出来ないはず。鍾乳石も水があるってことで、ある意味憧れが入っているかも知れない。

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幾何学的でデジタルでアナログな造形。

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これもラッキーだった、最近まで修理中だったという、ライオンの中庭。12頭のライオンが時間を表すって、すごい技術だよね。1時は1頭から、2時は2頭から水が出ていたらしい。人が操作していたのだろうか?

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ここは、普段なら見られない王様用サウナ風呂部屋。

この後、普段は外からしか見られない塔の中に入ったりもしましたが、あまりにも写真が多くなりすぎるので省略。

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出口でコーヒーの自動販売機を発見。もちろんバリスタマシンです。ユーロのコインを入れてボタンを押したら美味しいコーヒーが出てきました。
私がコーヒーを飲んでいるのを見て、ガイドさんが「私も飲もう」といって買いに行きました。夕方にさしかかって、ちょっと寒くなってきていたので、ね。

この後は、ホテルへ移動してチェックインです。

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ホテル「アバデス・ネバダ・パラス」は、なんとウォシュレット装備です。なので、ビデはなし。
本来、ヨーロッパの水道水は硬水で石灰の成分がおおいためノズルが詰まりやすいから、ウォシュレットは無理なんですけどね。
ここはINAXさんが頑張っているんですよ。あ、LIXILさんだっけ?

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海外旅行をして思うのは、200Vな国の熱を発する電気製品はパワフルだってこと。日本も200Vに移行したらいいのにね。

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通常のベッドがシングルサイズなのに、エクストラベッドはダブルサイズ。娘は大喜びでした。

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昼間は暑いくらいになるけど朝晩は寒い。遠くの山は真っ白に雪化粧。

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近くにスーパーがあるので、お買い物へ。日本ではあまり見かけないウズラの卵(生)が山盛りになって売っている。
アルハンブラで説明してくれたガイドの佐藤さんがおすすめのポテトチップを購入。

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このホテル、Wi-Fiはフリーです。速度は、ま、こんなもんでしょう。
今回は添乗員さんがいるツアーだったけど、もっとフリーなプランだったら、海外旅行用モバイルWi-Fiを借りてきて、マップやらGoogle検索やら使いながら回るのもアリかな?って考える様になった。
あるいは、海外パケット定額っていう手もあるけどね。

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今日はたくさん歩いたので、足をあげて休憩。
ポテトチップはオリーブオイルであげていて、めちゃうま。

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この日の夕食は、ホテルのレストランでビュフェ。

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野菜も、種類があって、娘喜ぶ。

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パスタもあった。イタリアと数字の「1」が同じだからといって、食事はまったく違う傾向。パスタは稀少。

さて、いよいよ明日は飛行機でバルセロナへ移動です。

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