出発の日の朝 - 山中家の旅行記録

山中家の旅行記録

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出発の日の朝

実は、のぶおの実の父親(以下「おやじ」。ちなみにりかの父親は「パパ」)は、個人タクシーの運転手である。
出退勤の管理をされない、自由気ままな職業なのだ。
当然、京都駅への足として利用しない手はない。
前日のぶおの実の母親(以下「おかん」。ちなみにりかの母親は「ママ」)に電話をし、5時半に京都駅を出るはるかに乗ることを告げる。
おかんは、「じゃあ、5時10分前に迎えに行ってもらうから」といった。
このやりとりをもとに、4時半に起きれば間に合うと考えたのだ。
ところが、4時半になり、そろそろうつらうつらしていると、「ピンポン」と玄関のチャイムが鳴るではないか。
あわてて出てみると、そこにはおやじの姿が・・・
「なんや、まだ寝てたんか?」
そら、ねてるやろ!
急いで着替えて、歯を磨き、45分には出発。
平日の早朝で、道はすこぶる空いていて、思いのほか早く京都駅につく。
きれいになった京都駅の、まだきれいにならない改札までの道のりを超え、はるかのとまる30番ホームへ到着。
しばらくして入線して来たはるかに乗車し、前日にりかがこしらえておいたおにぎりをほおばった。

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