017618:2018/07/02 アンコール・ワットに到着
アンコール・ワットに到着
まだ日の出前ですが、随分と空が明るくなってきました。
写真は、アンコール・ワットの周囲を取り囲む「おほり」の外から見た様子です。
よく見ると、浮桟橋のようなものが水の上に浮かんでいます。
これは、本来の通路を修理中のため、仮設の通路になっているのでした。
日本の上智大学が協力して、修復作業をしているようです。
浮桟橋を渡ってから、本来の参道を内側から見た様子です。
通行禁止になっています。
写真の右側に、シートのかかっている部分がありますが、そのあたりが修復作業している場所だと思われます。
門を入ると、広い通路が奥へと続いています。
両側の柵は、実は蛇の体なんですね。
頭の7つある蛇です。 ナーガといいます。
中に入ると、池があって、どうも京都の金閣寺みたいに「水面に映る逆さ金閣」ならぬ「逆さワット」を撮影するスポットのようです。
たくさんの人が、夜明けの遺跡を見に来ていますが、こちらは西側なので、朝は逆行なんですよね(笑)
ガイドさんも、午後の方がきれいに写真が撮れますよ、と説明していました。
また、午後の部で写真タイムをとりますから、その時にもどうぞ、と。
その大勢の観光客を目当てに、お土産品を商売する人々や
朝食を提供する人々がたくさん寄ってきます。
物売りの子供たちも大勢寄ってきます。
でも、ガイドさんから「子供からは買わないで」と説明を受けていたので、買いませんでした。
まぁ、大人からも買いませんでしたけどね。
なぜ、子供からお土産を買ってはいけないかというと、子供がお金を稼いでくると、親はそれをあてにして子供を学校に行かせなくなるんだそうです。
学校に行かせると収入が減るし支出が増える。
それなら学校行かせるより物を売らせよう。
ちょっと前まで内戦があったし、貧しい暮らしの人も多いわけで、そうなるのも分かります。
ガイドのダラーさん。
流ちょうな日本語で、日本人にわかるように、宗教的な背景なども含めて丁寧に説明されています。
この服はJTBの制服ではなく、公認ガイドの制服だそうで、どのガイドさんも同じ格好をしています。
なので、間違ってほかのガイドについていかないように!と事前に言われていました。
確かに、現地にいったら、同じ格好の人だらけ(笑)
私も、仕事で京都を案内するとき、お客さんに「同じ格好だからとついていったら違う乗務員かも知れませんよ」って言いますけど、まさに同じですね。
朝はすこし雲があったのですけど、中に入ると晴れてきました。
傘にカッパまで持ってきたんですけどね。
建物は、砂岩でできていて、表面に彫刻が施されています。
文様も刻まれています。
外側から、第一回廊、第二回廊、第三回廊とあって、第三回廊は特に厳しく規範が定められています。
第三回廊では、帽子も脱がなくてはなりません。
また、階段がすごく急こう配なので、歩きやすい靴と服装が必要です。
向かって右の階段から登って、左の階段から降りてきます。
これは降りている様子を先に降りて撮ったものですけど、かなりの勾配です。
京都のお寺の山門に上る階段のイメージかな。(わかるかな?)
東側に抜けました。
本当にいいお天気です。
ガイドさんに1枚撮ってもらいました。
この時点で、すでに2時間以上居ましたが、まだ8時過ぎです(笑)
このツアーはこの後、一旦ホテルに戻ります。
で、各自のホテルで朝食をとって、次は13時スタートとの事。
早起きしているので、いったん休憩しましょう。