002195:こんどは帰れそうだ

思わぬ台風の影響により、2泊3日が3泊4日に急遽変更となったわけだが、聞くところでは、航空会社によってはホテルが確保できず、乗客が空港にて野宿?する便もあったようだ。

そこは天下のJALである。
空港からはかなり遠いホテルだが、大阪便、福岡便の乗客分の部屋を確保してくれた。

そもそもそんな大人数が夜になってから押し寄せても入れるホテルって、経営は大丈夫なのだろうかという気もするが、リーガルリバーサイドというホテルはとてもきれいで部屋も広かった。
きっと近くに競馬場もあることだし、競馬のシーズンにはホテルもにぎわうのだろう。

翌日には天候も回復し、一同また空港へ向かう。
しかし昨日からの便が多数フライトを延期しているため、出発案内のディスプレイはぎっしり状態。
しかも今日には今日のJL702便もあるわけだ。
非常にややこしい。

ちなみに本来は昨日飛ぶはずだったJL702便はJL702D(多分ディレイのDだろう)として表示されていた。
無事チェックインを済ませ、昨日と同様プレイコーナーで楓をあそばせながらゲートが決まるのを待つ。

ようやくゲートも決まり、搭乗が開始されたので、ゆるゆるゲートへ向かう。
途中の台北行きの便のゲートでは、すでに離陸時間が過ぎているのに搭乗が開始されず、係員に乗客が詰め寄る状況となっており、「ああ、台湾は国会だけでなく空港でももめているぞ」などと思いながら通り過ぎた。

大阪行きのゲートも、われ先に状態とはならなかったが、みんな待ちくたびれた様子で長い列をなして待っている。
そこへ子連れで近づくと、「お子様連れのお客様は、ビジネスクラスがわから先にお乗りください」なんて案内されてしまった。

平常時なら、「ああ、ありがとう」とさっさとそっちから乗り込むところだが、こんな状況だからみんな長い列をなしてじっと我慢して並んでいる横を、すいすい乗り込むのはかなり気が引けるものだ。