005002:手数料問題、間も無く1年

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昨年の7月21日(弥栄自動車では6月1日)から変更された、エージェント扱いな貸切営業の手数料率。
間も無く1年経ちます。

当時、変更の理由や経緯の説明が不十分なまま(ここだけなら良かったんだけど)、「文句は言いません」という内容の「同意書」にサインさせるなんていう話だったので、カチンと来たわけです。

そもそも会社が決めたことなんだから、同意書とか要らんでしょ?
なのに「同意書」を書かせる。
何かあった時に、使うためでしょうね。

散々サインを拒んでいた私を説得する場で洛陽交運の管理職は、「(手数料率を)少しでも改善して行きたい」と発言していました。
大の大人が改善して行きたいと思って、約1年が経過したら、何らかの手応えというか変化というか起こるはずですよね。
ところが、何にも起こらない。
都合の悪いことを先送りするためにそう発言したと思われても仕方がない感じです。

きたる7月20日をもって、私は同意書を破棄します。
値引き販売をしているツケを乗務員に押し付ける現在の方法については、到底納得ができないからです。

つい先日の仕事でもありましたが、K社で旅行を手配された富山からのお客様は、8時間の貸切タクシーに29,200円をお支払いされています。
3,650円/hですね。
消費税増税前の3,660円/hよりも安い(笑)
今の定価は4,120円/hですよ?
そうやって値引き販売した結果を乗務員に押し付けるのは違うと思うんです。

もちろん、定価で仕入れて定価で売ったら一銭も儲かりませんから、エージェントさんに定価を下回る価格で卸すのを否定するつもりはありませんよ。

あ、「お前のサービスレベルだと値引きせな売れへんねんで?」っていう事なら、はっきりそう言うて下さいな。
私は、常に定価で販売しても何の文句も出ない(出さない)つもりで仕事してますから。

あと、現在設定されている手数料率では、増税前の旧運賃の頃の実質額よりもほぼ横ばいですが下回っています。
その額から給与を計算していて、その計算式が変わっていない事から、3%消費税が上がった分、実質給与は下がったわけです。
「同意書」と言う名の紙切れ1枚で、「仕事が欲しかったら給与が減っても文句言うな」が出来ると思ったら大間違い。

ま、ここまでダラダラ書いてきたことはあくまでも個人の意見であって、他の乗務員に押し付けるつもりはありません。
会社からの仕事を断ると、やはり収入が減るでしょうからね。

私は、嫁さんのおかげで、「武士は食わねど高楊枝」が出来ますから、ありがたく闘わせていただきます。