会社の求める同意書にサインする事にした

なんだ?偉そうなこと言ってたのに!って言われそう(笑)

あれから、何度か複数の管理職と話しをして、だんだん色々見えてきたので、そろそろ許してあげようかと思った訳です。

で、その同意書の項目別に、ぐだぐだ書いてみる事にするね。

1)観光タクシー乗務員を対象に会社が実施する研修会には必ず参加する。

ま、これは当たり前やろ?って話しですよね。
修学旅行には修学旅行の、本部車担当には本部車担当の研修会が毎年開催されています。
で、みんな毎年参加しています。
誰も「えー?いややー」とか言うてないので、これについて同意出来ない乗務員はいないはず。

2)今後、ヤサカ観光、ホテル扱いの仕事(貸切業務等)についてはエージェント扱いと総称し、エージェントと同様の扱いとする。エージェント扱いの仕事については車種、取扱業者等を問わず、会社が支払う手数料ならびに営業所経費等相当分(23%、10円単位に四捨五入)については、賃金計算対象収入としない。

はい、今回の目玉です。
今までは、ヤサカ観光扱いの貸切業務では10%、エージェント扱いの貸切業務では15%(いずれも10円単位に四捨五入)相当額が、賃金計算対象としない「手数料」と言われる額だった訳です。
仮に10,000円の貸切仕事があったら、自分で受注したら10,000円、ヤサカ観光からきた仕事なら9,000円、エージェント扱いの仕事なら8,500円の仕事をした、として賃金が計算されるわけです。
これが23%になるってことは、7,700円の仕事をした、として賃金が計算されることになります。

実は、この10%や15%に同意書を書いた覚えはなくて、実際に管理職に聞いても「過去に同意書を取った事はない」との事。
だから「なんで23%にするからって同意書がいるのよ!」っていうのが率直な感想ではあった。

実際の話、1時間あたり4,120円の貸切料金でサービスを販売した場合に、ヤサカ観光内で働いた人の取り分とかエージェントさんの取り分をどこから捻出するねん?って話しはあるので、手数料(という名称ややり方が正しいかどうかって話しはあるけど)なりで金銭が動かないと社会は回っていかないってのは理解できる。
仕入れ値と売値の差が儲けになる訳で、仕入れ値と売値が同じやったらなんの儲けもないからね。
そのために、観光業者への販売では5割まで(!!)値引き販売しても良いというルールがあるようで、それを使って「安売り」しても良いっていうのは今回初めてわかった。これは、会社が調べてきた。管理職も初めて知ったっぽい(笑)
ただ、本来は「個別の契約ごとに値引きする額について役所に届け出る」って実現不可能なんじゃ?ってルールになっているようで、はっきり言ってそこはやってない。
ってか、ほんまにヤサカグループの年間取扱契約全部を都度届け出たら役所は受理できるんか?って思うわ。
なので、それについて「コンプライアンスじゃあ!」って言うことはしない。

私は23%にするから怒っているんじゃなくってね、今まで同意もなく粛々と控除してきた手数料の率が変わるだけの話しで、なんで「同意書」がいるねん!って事に納得がいってないのね。
いらんでしょ?

ってわけで、当初思っていた、そもそも値引きして販売するのは違法なんじゃ?って部分は私の勘違い(グレーゾーンはあるけどね)だとわかったので、それを盾に同意書へのサインを拒むのは筋が違うと理解しました。

3)会社が手配する仕事における配車時間、集合時間、高速道路や駐車場等の利用については会社の指示による。

これ、同意書にいれんならん?(笑)

確かに、修学旅行みたいに、生徒さんが乗るのが9時やのに、なんで6時とかに集まるねんって文句をいう事はあるよ。
9時に乗車完了ってことは、8時半くらいから乗り込みが開始する。
ってことは、現地のミーティングは8時か。
ってことは、車庫での点呼は7時過ぎ。
車の燃料入れたり準備するとか、1組1班から順番に現地に向かうって時には車を順番に並べておくとか作業があるので6時過ぎから出社しているわけね。
この間、売上にはなってないから、タダ働きね。
大事なことやから、もう一回書くけど、タダ働きね。

タダで色々させられてるけど、必要やと思うからやってる。
文句くらい言わせてよ(笑)

奈良までお迎えに行って、奈良がスタートの修学旅行もある。
さらに1時間から1時間半、早く準備してるのね。
高速道路使って行ければそんなに早く準備しなくてもいいんだけど、一般道で行くからね。
これも、タダ働きなのよ。

お迎え場所の最寄りの駐車場がべらぼうに高いケースもあって、離れた場所に停めて歩いてお迎えって事もよくあります。
台数が停められて安いってのは、なかなか大変なのはわかります。
この駐車場代は会社が負担しているわけだから、文句は言ってないよね。
(少なくとも私は文句言うたことない)

同意書に入れる事で、このタダ働きを同意しているって形にしたいのかな?
だとしたら、ひどい同意書だね。
「会社の指示による」に同意したからって「無償で良い」って事にはならないと思うよー。

4)観光タクシー乗務員が苦情や交通事故(有責)を惹起した場合、その内容により、教育の一環として運行管理者の判断で出庫止めおよび一定期間の観光貸切業務等の配車を停止することがある。

当たり前やと思う。
ペナルティやね。
ただ、過去のペナルティを見ていると、乗務員ごとにペナルティの重さが違ったり、需要に応じてペナルティの期間が変わったりして、これはなかなか公平感がなかった(笑)
同意書っていう形で書面にするなら、ペナルティも書面にした方がいいんじゃないかな?
いや、しなさいよ。

5)会社が手配する仕事について不服を唱える観光タクシー乗務員に対しては、会社は貸切業務等の配車を行わない。

文句を言う奴には仕事はやらん!って事で、この項にも同意しかねるなーと感じる。
不服ってなんなん?
今回の同意書の件で、私は散々不服を唱え、あろう事かインターネットで公開している訳なので、同意書にサインしても仕事もらえないんじゃ?って思うわ(笑)

ま、今後も私は「おかしい」と思ったら言うし、唱えるし、ブログに書くよ。
ちょっとでも、「おかしくない」状態に近づけたいからね。

6)実施期日は平成27年7月21日とする。

ま、これについては、褒めてあげたい。
この春の修学旅行を成功裏にって気持ちが、この実施期日に現れてると思う。
弥栄自動車は6月1日からやったみたいだからね。
最終的には同意するにせよ、私みたいに文句言うにせよ、「ああ、今日の仕事からさらに8%引きやな」って思いながら仕事するのは、モチベーション的に良くないよね。

という訳で、ガタガタブーブー言うてましたけど、管理職の運行管理者としての成長も一定程度確認できたし、私個人でどうのこうの出来る部分はここまでかな?と思うので、同意書を提出しようかと思います。
提出するのと引き換えにって訳じゃないけど、以下の事については管理職に申し入れました。

  • 連日、早朝に起床しての修学旅行は、同居家族への負担があまりにも大きく、担当できない。
  • 上記状態になるのは、修学旅行担当者の人材育成が遅れているからであり、会社は早急に生徒担当者・本部車担当者を育成し増員されること。
  • そもそも有償時間の前から準備をしなければならない修学旅行において、新規参入直後やシェアの低かった時代ならまだしも、未だに30分あるいは1時間の値引きをもって販売しているのは容認できない。手数料を支払うのであれば、定価で販売するのが筋である。(あるいは、ヤサカグループの提供しているサービスレベルから言えば、30分や1時間の割増をしても恥ずかしくないと個人的には思う。)
  • 弥栄自動車が23%だから当社も23%にしたというのでは根拠が薄い。また、23%引いて発注されてくるからといって乗務員に全額転嫁する必要もない。「当社は(例えば)20%で行く!3%は会社が負担します!みんなが頑張ってくれたらもっと下げてもいい!」とかやればいい。
  • お迎え時の駐車場代や会社が負担している本部車の割増分が経営を圧迫しているなら、乗務員から取るばかりではなくエージェントに対しても交渉してくべき。エージェントに対して「うちが断ったら困るやろ?」まで言う必要はないけど、「うちもしんどいんで、なんとかなりませんか?」くらいは言うてもいい。親の積立は何年も前から始まってるんやから、3年後4年後の改定を目指して今から動かなエージェントさんも困るはず。すぐに改定できる乗務員側から取るってのは、経営者として安易としか見えないよ。

って感じかな。

ま、京都で一番古く、一番規模の大きいタクシー会社の経営者が、そんなにボンクラだとは思わないので、いずれ正しい方向に向くことでしょう。
少なくとも、いち乗務員がやったほうがマシって経営するなら、辞めてもらいたい。

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