001529:モバイルネットワークの将来

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たいそうなタイトルをつけたけれど、中身は対した事はないです。
先に謝っておくとしよう。

我が家にiPhone4がやってきたのは、去年の7月。
すでに1年以上が過ぎた。
ま、前からスマートフォンにしようか悩んでいたし、実際に変えて良かったと思っている。
自分のモバイルネットワーク利用スタイルは、スマートフォン向きなんだろう。

で、世の中はどんどんスマートフォン率が上がっていて、仕事中に見かける街中の人達は、半数以上がスマートフォンって言っても過言ではない位に目立つ様になってきた。
これは、スマートフォンの人は常にネットにつながっていたい人だろうから街中でも手に持っている確率が高く、携帯電話のままの人はそうでもない人の率が上がってきていて(つながっていたい人はスマホに変えているから)、結果街で見かける端末はスマートフォン率が高いのかも知れないけど。
ま、とにかく増えている訳ね。

ポケベルから携帯になって、通話が街に持ち出せる様になった。
そこにメールや簡単なWeb閲覧機能が付いて、いまやスマートフォンになったらパソコン見たいな物を持ち歩いている訳だ。
すごい事だと思う。

こうなって来ると、モバイルネットワーク網の整備って言うのは、単なる民間企業のサービスっていう範囲を超えて、国の力をつける事になる様にも思える。
各家庭に光ケーブルが来ているのも合わせて、日本と言う国はすごいと思う。
これはもっと整備して行かないといけない。
将来の日本のために。
少なくとも原子力発電所を作るより、私には大切に思える。

で、そのモバイルネットワークは、方式は色々あるけど無線な訳ね。
無線=電波。
その電波の割り当ては、利用者ではなく事業者にされる。
じゃあ、利用者がポータビリティ制度で極端に偏ったらどうするのか?
その辺についてはなんら考えられていないと感じる。
基地局の整備もそう。
ソフトバンクが躍起になって基地局を増やしているけど、そんなの金と時間の無駄。
貴重な電波資源や基地局用地を、キャリアがそれぞれ競って取り合うなんて、ホント無駄。
携帯電話が贅沢品だった時代ならそれでも良かったかも知れないけど、いまや大人から子供まで持っている時代。
それぞれのキャリアがいちいち同じように基地局を建てて、電波の割り当ても固定的っていう事をしていて良いのかな?って思う。

モバイルネットワークインフラを管理する中立な組織が電波と基地局を一括で管理すれば、少ない資源を効率よく利用できる。
キャリアはバックボーンの整備やコンテンツの充実に注力した方が、みんなが幸せになれるんじゃない?
既存の基地局を組織で買い上げて、整理して、全てのキャリアに対応した基地局として整備して。
キャリアは組織に出資して、自身の契約者数に応じた利用料を組織に払う。
どうかなぁ。

今だって、トンネル内の基地局は共同でやってるんだし、この際日本全国でトンネル内見たいな事をしたら?って話なんですが。
いや、700MHzや900MHzを取り合ってるのを見て、なんとなく感じた事を書いて見ました。