001494:もんじゅについて、変えた方がいい事

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高速増殖炉のもんじゅ。
有名ですよね。悪い意味で。

温度計の設計ミスだったかで、冷却用の金属ナトリウムが漏れた、あのもんじゅ。
原子炉内部に3トンもある装置が落っこちて抜けなくなっている、あのもんじゅ。
まるで、「もんじゅ」と言えば「ばか」という意味のようじゃないですか。

本来、3人寄れば文殊の知恵と言うくらい、文殊菩薩さんは知恵の仏さんですよね。
受験の御守りとか、五角形の合格鉛筆とか、お寺でお求めになるケースもあると思います。
なので、高速増殖炉は「もんじゅ」から改名していただけないか?と。
こんな状態では、文殊菩薩さんに失礼でしょう。
「偽もんじゅ」とか、「もんじょ」とか。

もう一つ変えたほうがいいのは、核燃料サイクル作戦。

今後の日本は原発から徐々に脱却して行く方向だと思うんですよね。
すぐに完全脱却が望ましいけど電気が足りないんじゃそれも難しい。
だけど、電気が他の方法で足りるようになれば、原発はいらない。
原発がいらないなら核燃料もいらない。
つまり、もんじゅはいらない。

...ですよね?

それよりは、放射性廃棄物を安全に処理する仕掛けを早く開発しないと。
今後は、今までに原発で発生した廃棄物、これから廃止する原発を解体した瓦礫、福島以外でも放射性廃棄物は一杯あるんだから、それを無害にする装置にこそ「もんじゅ」と名付けて欲しいなぁ。

そもそも、原発が出来て40年になるのに、放射能を水から除去する装置だって海外のだもんなぁ。
今までなにしてたの?って言われてもしょうがないよね。