001862:がいこつさん
4、5才の子供はなぜか物語や童話の本よりも「おばけ」とか「ゆうれい」(敢えてひらがなで書く)の絵本が大好きだ。
娘の通う保育園では、毎週金曜日に図書の貸し出しをしてくれる。
絵本、図鑑等わりと充実した内容だ。
私は母親として「~省推薦図書」などの絵本をすすめてみるのだが、娘は自分の好みを最優先させ「おばけ」「ゆうれい」あるいは「うんち」等の絵本を手にニコニコしている。
この本は、娘が大好きな絵本のひとつ。
ただの絵本とあなどるなかれ、大人でも十分読める。
ストーリーは子供向きで、短くて簡単なセンテンスが使ってある。
その短いセンテンスを大人が読むとドキッとするほど深いのだ。
すごい作家だなぁと思ってしまう。
ある時図書室で何気なく何冊か気に入った絵本をとりだしてみたら、ことごとくこの作者のものだったことがあってぞーっとした覚えがある。
これからも、まだしばらくは絵本のお世話になるだろう。
いろいろな本との出会いを期待して…