000716:大阪府の職員さん、大丈夫?の続き

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元の記事にえぐぞせさんからコメントを頂いたので、私もコメントでお返事しようとしたんです。
ところが、書いているうちに盛り上がってきて、コメントな長さではなくなってきたというか・・・(笑)

えぐぞせさんがコメント内で指摘しているように、あの記事を書いた吉田さんが、例えば私の仕事を出来るか?っていうと、単に仕事として行うだけなら数年もかからないでしょうね。
1ヶ月もあれば、タクシードライバーとしてデビューできるでしょう。

でも、どうせ出来ないんでしょ?と書いたのは、本当のプロとしてのタクシードライバーには到底なれないって思ったから。
タクシードライバーに限らないけど、仕事の内容に対して収入の低い職業って結構あると思います。
多分、教師っていう仕事も、そのひとつ。

で、タクシードライバーと決定的に違うのは、教師っていうのは名誉ある職業で、自身の生活や収入なんかを考えずに、ひたすら生徒のことを考えるっていう職業だと思うから。
ところが、その名誉ある職業だと思っていた教師が名誉ある職業でなくなってきたから、「じゃぁきちんと報酬で評価してよ」って気持ちになってきたのかな?
んと、報酬のことを考えるようになったから名誉がなくなってきたのか、名誉がなくなってきたから報酬のことを考えるようになったのかは、私にはわかりません。あしからず。

私は、教育大学の附属中学校から附属高校というある意味先生になろうとする大学生に沢山出会う環境で育ったし、自身も先生になってもよいなと思って教育大学を受験して、補欠ながら合格したもので、教師に対する目は厳しいかも知れません。
でも、それが教師という仕事だと思うし、だから尊敬されるんだと思っていたし。
日本では職業選択の自由があるんだから、嫌ならならなければいいんだしっていう風に思う。

修学旅行の下見くらい、多少自費出してでも行かなければならないなら行く。
放課後のクラブ活動だって、それこそサービス残業かもしれないけど、生徒たちのためだからって思って一緒にやる。
そうやって一生懸命やっているから、生徒も親もついてくる。
結果として公務員の他の職種よりも給与が高かろうが、誰も文句を言わない。
って言うのが、私の思う教師像なんです。

だから、えぐぞせさんが言うように、じゃあやってみろって言われたら、私はやれない。
収入以外の面で、今の私には無理です。
吉田さんは、収入の面で無理ですか?他の面はどうですか?