000624:タクシーを上手に乗る方法 その2
「タクシーを呼ぶ場合」

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タクシーというのは、乗るために大きく分けると2つの方法があります。
1つは、道で手をあげたり、タクシー乗り場に並んで、そこにいるタクシーに乗る方法です。
もうひとつは、電話などで予約したり、呼んだりして、そこに来たタクシーに乗る方法です。
で、今回は、「タクシーを呼ぶ場合」ですので、後者の方について。

私が乗務しているのは、京都で一番台数の多い法人タクシーグループである、ヤサカグループのタクシーです。
075-842-1212へ電話すれば、近くのタクシーがすぐに参ります。
(混雑やその他の理由により、お待ちいただくこともありますので、ご了承ください)

まずは、電話で注文する場合のご注意。
「今からすぐ来てね」という場合は、そのようにご注文ください。
インターホンや玄関から声をかけるか、着きましたとお電話を入れるかもご指定ください。
お迎えのための料金は頂きません。
ただし、お声かけ、または到着のお電話から5分が経過しますと、待ちメーターが入ります。
お早めにお乗りください。

そうじゃなくて、「15時30分に迎えに来てね」という場合。
もちろん、そのようにご注文ください。
通常、ご注文時間の5分前までに到着して、お声かけ、またはお電話をします。
お迎えのための料金は頂きません。
ただし、指定いただいた時間から、待ちメーターが入ります。
お時間までにお乗りください。

その他、喫煙できる車と禁煙の車がありますので、それもご指定ください。

あと、交代時間や、燃料の残量などの問題もあるので、遠方へいかれるケースでは、それもお知らせ下さい。
遠方だと知らずに無線を取ってお迎えに行ったタクシーが、交代時間や燃料の残量の理由でお供できないとなると、そこから代わりの車を手配することになり、余分にお待たせすることになります。

最後に・・・
これは、まぁ本来書くべき内容ではないですが、本音部分ってことで。

通常の流し営業のタクシーは、手をあげたときに、そこにいます。
そこにいるからタクシーが拾えるわけで(笑)
でも、タクシーを呼ぶ場合、当然そのタクシーはどこかから来ているわけで、最初から目の前にいるわけではありません。通常5分程度の距離を走ってきます。
混雑時や配車が立てこんでいると、より遠くから向かう車もあります。
そのことを少しで良いので思いやってください。
言葉は悪いですが、「無線で呼びつけて、乗って、偉そうにすぐそこの行き先を告げ、すぐそこなのにタバコを吸って、降りる」っていうお客さんが、めったにないですけどあります。
私は怒りはしませんが、ちょっと配慮のない人だな・・・とは思います。
お客さんにしたら、「タダで乗せろいうてるわけやない。金払ろてる。」という気持ちはわかりますけどね。
お迎え料金があった時代ならいざ知らず、今お迎え料金は頂いていませんので、なるべくなら迎えに行く距離以上のって頂けると、ありがたいです。こちらも商売ですので(笑)