000778:013:涙の予定量

  一つ一つの事柄に、涙の「予定量」があるのを御存知だろうか。・・・と、言っても医学的な話では無い(笑)。とっても感情レベルのお話。
  悲しいことが起こったとする。失恋や、彼との感情のいきちがいや・・・その他、心が苦しくなるほど悲しいこと。自分の感情がコントロールできなくなって、人は(特に女性は)涙を流す。どういう泣き方をするかは人それぞれで、原因となったシチュエーションでも変わってくるんだろうけれど・・・。そういう時は思い切り泣けばいいと思う。その事柄の「涙の予定量」が過ぎれば自然と涙は止まる。それ以上泣けない状態までいけば、後は時が癒してくれる。時が癒せない悲しみなんて無いんだから・・・。
  ところがここでひとつ問題が起こってくる。じゃあ「泣かなかった場合、どうなるか」だ。この「泣かなかった」は涙の予定量が少なかった場合ではなく、予定量は多量なのに無理に押さえ込んでしまった場合をさす。・・・やっかいだよ、これは。
本人は「もう忘れた」と思ってる。でも事あるごとに心の痛みがフラッシュバックする。そして理由もなく(と、本人は思ってる)涙が溢れ出す。・・・涙の予定量は決して途中で勝手に減ったりしない。予定が終了するまで溢れるのだ。フラッシュバックを伴って。・・・これはキツイよね。
涙の予定量が終了しないことには、時も心の傷を癒せない。本当の意味で立ち直れるまで、すごく長い時間を要してしまう。これがいわゆる「ひきずっている」状態である・・・。
  何も気にせずに思い切り泣いてしまえる環境にいる人がうらやましい・・・。

  あー、ごめんね、今回すっごく抽象的で。でも今回に限っては、「わかる人にだけわかってもらえればいい」っていうスタンスなの。男性にはわかりにくいだろうな、女性にはある程度わかってもらえるかも・・・(笑)。
私、時々超ネガティブになっちゃうことがあって、それにはまり込むと暫く抜け出せない時があるの。ま、軽い?「うつ状態」って感じ。日常生活に支障をきたすほどではないので放置してます(笑)。暫くそっとしとけば抜け出せるし・・・。今回の内容は、その時下書きしてた物です。自分で読んでみても「暗い・・・」わ(笑)。