000912:その37 「あり」かもしれない...

ハンディビデオのありがたさについて

「娘の記録は写真で残すつもりだ。」
娘が生まれた時に 私は そう宣言し、我が家にハンディビデオはない。
(ダンナの動画がとれるデジカメはあるが、たった15秒なのでビデオ効果はあまりない)
ところが 今回 ハンディビデオのありがたさがよーくわかったので それを報告しよう。

10月初旬の土曜日と言えば運動会である。
私はこの日、学会で出張中だった為、運動会に参加できなかった。
見に行ける時はそんなに意識しなかったような事も、行けないとなるとすごく気になるものである。
「ダンナは親子競争の内容がちゃんとわかっているだろうか」、「娘はおゆうぎで、ぼーっとつったってるんじゃないだろうか」、「こけずに走ってくれればいいけど」など競技のことだけでなく、「Tシャツにつけたアンパンマンのワッペンは娘は喜んでくれただろうか」なんて どうでもいいじゃん的なことまで気にかかった。

さて、出張明け。
ダンナとその両親はビデオをちゃんと撮って私に見せてくれた(ちなみにダンナの両親宅にはハンディビデオがある)。
画面の中で娘がちょこちょこ走ったり、不完全ながらも一生懸命おゆうぎをしたりするのを見て、なんだかジーンとしてしまった。

こういう記録の残し方も「あり」かもしれない。
これまであまり興味のなかったハンディビデオさんに対して一言。
「これまで好きになれずにごめんね。そしてありがとう。」