000893:その27 突撃!地雷地帯

離乳食完了期について

娘の離乳食もほぼ完了期となり、彼女自身も自分で食べることが楽しくなってきたようである。
いろいろな食材が食べられるようになり、色も形もきれいでかわいいものだから、彼女にとっては遊びのようなものなのだろう。
スプーンをもたせれば器の中をこねくりまわし、フォークをもたせれば器の中をつっつきまわし、とりあげると手づかみで口へ運んでいる。
えいせいボーロひとつ食べるのに長時間かかったあの頃が、今ではなつかしいような気もする。
私は手が汚れても、服が汚れても 「洗えばいいさ」 と思っているお気楽ママなので、あまり彼女の汚れについてはカリカリすることもなく、それなりに楽しい食事時間ではある。
スプーンで上手にすくって口に運べた時の、あの得意げな顔ったらない。

ところが問題は床の上である。
いちおう食べこぼしガードはつけているが、思わぬところに思わぬものが落ちていてびっくりぎょうてんさせられる。
落ちているだけならいいのだが、ふんでしまうこともしばしばで、足の裏はとんでもないことになってしまう。
「ぷにっ」 ・・・ ごはんつぶである。
「くにょ」 ・・・ 豆腐である。
「ぐじゅ」 ・・・ みかんである。
さすがにみかんをふんだ時は、なさけないのとつめたいので頭に血が上ったが、怒るのはやめておいた。
娘がおびえて食べなくなってしまっては、これまでの苦労が水の泡である。
洗えばいいのよ。
洗えば・・・、ね。
私も大人になったもんだ。

しかし私は仕事の都合上週末にしかそうじができない(しない?)。
今、地雷撤去に 「コロコロ」 を買おうかと本気で考えている。

(のぶお注 : 「コロコロ」 とは、粘着テープを利用した掃除道具。「コロコロ」ころがして用いるため、こう呼ぶ。)