000899:その23 気力で勝負だっ

ママと病気について

前回も書いたが、私はバイクの教習に通っている。
はっきり言って真夏のバイクがこんなにきついとは思わなかった。
長袖、長ズボン、軍手にヘルメット。
それだけでも暑いのに、エンジンの熱気はモロだし、直射日光とアスファルトの照り返しで、さながら地獄絵図である。
いくら私が暑さに強くても、教習時間がすむとヘロヘロになってしまう。

しかーし。
ママは 「バテた~」とは言っていられない。
大急ぎでシャワーを浴びると、保育園へおむかえに行き、ハイハイとつたい歩きでどこへでも行ってしまう娘の後をおいかけ、娘が昼寝をしている間には、ごはんを3人分つくらなくてはならないのだ。
ま、自分が好きで教習に通っているのだから、文句を言える筋合いのものではないのだが、おちおち夏バテもしていられない。

7月の中ごろ、娘がさっそく保育園でカゼをもらってきた。
(余談だが、保育園では、必ずクラスの誰かが鼻水をたらしている。)
そのカゼが、ダンナと私にも伝染ってしまった。
ダンナは発熱に弱く、カゼをひくと超しんどそうな顔をする。
私もカゼと夏バテのダブルパンチで、いいかげん弱っていたのだが、3人家族中2人にしんどそうな顔をされると 「私は平気~。
」という顔をしてしまう困った負けず嫌いなので、そのまま無理に押し通した。
えらいモンで、無理を押し通しているうちに私のカゼは治ってしまい、結局、倒れるきっかけを逃してしまったのだ。

ママは病気も夏バテもできないのね。
くすん。
娘が 「ママ大丈夫?私がおかゆつくってあげる」 と言ってくれる日を夢みて (しかし、10数年先の話だ・・・)、今日もがんばるのである。
ちなみに娘は今のところ 「パパ」 とは言うが 「ママ」 とは言えない。