000896:その21 緊張したのは私だけだったのね

保育園入園について

娘が保育園に通うようになった。
以前から申請はしてあったのだが、こんなに早く入れるようになるとは、ちょっぴりおどろきである。

6月の中ごろに 「入園できそうです」 と福祉事務所から連絡がきて、「7月入園が決定しました」 と言われたのが6月25日。
1週間足らずですべての物品をそろえる必要があり、すごく大変であった。
もう少し早く知らせてくれればいいのに。

子供を産む前は、「仕事を続けるんだから、保育園に行ってもらうのが当然。
」 と思っていたのだが、入園許可が出た時は「もう1日中いっしょにいられなくなる」と感じ、かなり動揺した。
まだ、物心もつかないうちから集団に入り、サバイバルな生活(?)を送らなければならない娘に対して、すごく申し訳ない気持ちになって、その日1日泣いてすごした。
自分でも意外なほど動揺していた。

しかし・・・、しかしである。
考えてみれば、一時の情に流されて退職してしまっては、絶対後悔することが目に見えている。
どうせ復職するなら、前のままの職場が有利にきまっている。
それに、娘だってまだ物心つかないうちの方が、後おいして泣き叫ぶこともないだろうし、精神的ダメージもお互い少ないだろう。
気候も夏からの方がいいにきまっている。
冷静に考えれば今の時期の入園はメリットの方が多いのだ。
そして私は迷いをふりきり、娘はめでたく7月1日に入園した。

さて、初登園の日。
わりと緊張して、ひよこ組の教室へ娘をつれていった。
同年齢の子供はたくさんおり、みんな好き勝手に遊んでいる。
私はおそるおそる娘を教室の床の上におろした。
私の腕にかじりついて離れないのではないかと不安がよぎる。
しかし・・・娘は 「わー」と大声でおたけびをあげながら子供の群れに突進し、あっというまに同化してしまった。
私が帰る時もニコニコ笑って、覚えたての "バイバイ" をして送ってくれた。

なぁんだ心配してソンしたよ。
泣かれないって言うのもちょっぴりフクザツではあるが・・・