000890:その19 グルメなベビーのための

離乳食について その2

今、娘は離乳食をがんばって食べている。
何でも食べるよい子なので、私は大変ラクである。
離乳食をはじめた当初、一旦くずれた信頼関係も徐々に回復し、今ではスタイ(前かけ)をかけると、ニコニコして興奮が高まっていくのがわかる。
ベビー用のイスにすわらせ、テーブルを装着(着脱可能なテーブルで、便利である)すると、興奮のあまり、バンバンとテーブルをたたいている。
うかつにテーブルの上に何かのせておいたりすると、次の瞬間にはすべてたたみの上にふっとんでしまうので、注意が必要だ。

粥、パン粥(オートミール)、野菜、レバー、しらす、卵、イチゴ、バナナ、マカロニ等、何でも食べるのだが、こうなってくると作るほうも大変である。
そこで市販されているベビーフードが登場する、というワケである。
子供ができてから、ベビーフードを気にするようになったが、はっきり言って最近のベビーフードはすごい。
「かぼちゃとチーズのグラタン」 とか、「五目あんかけごはん」 とか、大人でも食べないようなごうかさで、果てには「赤ちゃんのための飲茶シリーズ」まである。
何もそこまでしなくてもと思うが、おかゆのたき方もわからないお母さんが多い今日このごろでは、それもしかたないのかもしれない。

余談だが、離乳食の本をひらくと必ず最初に 「おかゆのつくり方」 がのっているし、QandAでは 「おかゆがうまくできません」 というお悩みがのっている。
情けないというか何というか・・・。
トホホな気分である。
みんなマニュアル世代なのね。

ところで念のため付け加えておくが、私は100%ベビーフードという食事は絶対出さない。
自分ではつくれないもの、少量はつくりにくいものだけをベビーフードで補充している。
レバーペーストとかドリアとかチーズフレークとか...ね。

早く大人と同じものを一人で食べられるようになってくれるといいんだけどと思う一方、ニコニコしながらアーンと口を開けてまっている娘の顔もすてがたい気がして、親バカ度合いに拍車がかかるのである。