000810:マタニティ日記/その5 ピクピクからボコンボコンへ

8月16日 胎動について

最初に胎動を感じたのは、6月末ごろだった。
「最初はただピクピクするだけ」 と聞いていたのだが、その通りで、よく疲れた時に目のまわりがピクピクするような、あんな感じだった。
感想は、「うわ。きもちわる。」

動かないうちは、腹の中に子供がいるといわれても 「ふーん」 と他人事のようだったが、動き出すと自分の体の中に別の生き物がいると実感できる。
これは、はっきり言ってコワイ。

最近では、わりとひんぱんに大きく動くので、腹を見ているだけでボコボコとよく動くのがわかる。
わりとおもしろい。
時々、知らずに腹がおさわっている事があるのだが (寝ている時や仕事中など)、そんな時はまるで抗議をするように、ジタバタと手足を動かしている。
きっと苦しいのだろう。

仕事中、最も集中力を必要とする時に、突然ボコンボコンと動かれると、少し困ってしまうのだが、それ以外は概ね慣れもあって、落ち着いていられる。
このごろは、ダンナもおもしろがって、腹に手を当てて観察(?)しているようだ。
「あー "平和な家庭" の図だなぁ」 と感じる一瞬である。